Celtic Tatting

この週末、Celtic Tatting をやつてみた。
ドヰ手芸から購入した _Celtic Tatting_ といふ本を参照した。
買つたばかりの時に一番最初に載つてゐる小さなモチーフを作つたのだが、その後そのままになつてゐた。
今回改めて挑戦してみて、
「なんだか花結びをしてゐるみたやう」
と思つた。
タティングで作つたチェイン(アーチ)を花結び、あるいはアジアン・ノットにする、そんな感じなのである。

基本的にチェインが多いので、ビーズをあしらつてもいい感じだ。

また、比較的太い糸を使ふといいやうである。今回、DMC の刺繍糸五番を使つてみたが、カラフルでつやがあつて、大変によい。

タティングレースが好きな人は、だんだんと細い糸を使ふ傾向が強い。確かに細い糸の方が繊細なものが作れるし、もともと細かい作業が好きな人がタティングレースを始めるのかもしれない。

だが、十番手くらゐの太い糸でタティングレースを作るといふのもなかなかおもしろいものだ。なにがおもしろいつて結び目がくつきりはつきりうかびあがつてくるのがいい。細い糸だと結び目も小さくなつてしまつて、なにをやつてるんだかよくわからなくなる。

そんなわけで、最近は細いといつてもせいぜい Cebelia 40番くらゐがいいところだつたりするやつがれである。