菱形のドイリー

今週末は思はぬ改装工事で時間がなく、ほとんど手芸とてできず仕舞。

しかしながら、レース編み華麗なドイリーに掲載されてゐる菱形のドイリーを編み上げた。仕上げまでは至らなかつたものの、明日にでも整形してから出社すればいい感じ。

かぎ針編みドイリーは久しぶりである。編むのは好きなのだが、如何せん、毎段編み方を確認するやうになるので、なかなか編めなかつたりする。
今回のドイリーはパイナップル編みの菱形のもので、まづ真ん中のパーツをくるくると丸く編む。そして長い部分の角を往復編みでそれぞれ編む。最後に周囲をネット編みでまとめる。
このネット編みの部分が透けてなかなかいいのである。

基本的には、一度編み始めたら糸を切つたりつけたりしたくない方なので、このドイリーを選んだのは失敗だつたかもしれない。真ん中のパーツを編んだ後、都合三回糸をつけなければならない。すなはち、それだけ糸も切らねばならないのである。
しかし、できあがつたものを見たら結構満足。これでうまく整形できれば万々歳といつたところか。

ところでこの本、その他のレース編みの本とそんなにかはらない。オリムパスの糸を使つてゐて、エミーグランデから30番手40番手の糸を使つた作品が掲載されてゐる。パイナップル編みだけでなく方眼編みの作品もある。
その他のレース編みの本とちがはないと書いたが、でも自分の好みの作品が多いのでつい買つてしまつた。
そんなレース編みの本がやたらとあつて困る。