Ravelympic 途中経過

 
どうやら、「自分にとつてchallengingなものに挑戦する」といふ趣旨はやつがれの誤解だつたらしい。
ま、いつか。

といふわけで、あと五十段も編めばいいかなあといつたところ。
そこで糸がつきてしまつたので、紡いで撚り止めした、と。
あとは編んで整形するだけ、と。
 
自分で紡いだ糸は、やはり編みにくいと思ふ。市販の糸と比べたら雲泥の差だ。
撚りは均一ぢやないし、太さもまちまちだし……。
つて紡ぎはじめてどれくらゐたつの、とつつこまれさうだが、まあほんたうのことだから仕方がない。

なのに、編んでて楽しいといふのは、これはもう「自己満足」の極みとしか云ひやうがない。
ああ、やだやだ。
 
と、思ひながら、うきうきと編んでゐる。