まだ早い

どんどん編まうね、といふわけで、Tie one on を編んでゐるが。
以前もちよろつと書いたが、ROWAN KidSilk Haze に悪戦苦闘といつたところである。パターン自体も piquant と、少しむづかしめだからかもしれない。うーん、編み方自体はそんなにむづかしくはないと思ふんだがなあ。おそらく糸との兼ね合ひで piquant なんだらう。

おそらくは、ゆつたりした気持ちで編めばいいと思ふのだが。
普段「あと一段、もう一段」とか「あと五分、あと一分」と、時間に追はれながら編むのが習慣になつてしまつてゐるので、なかなかさうもいかないのであつた。

あみものは趣味のはずなのに。なんでかうあくせく編むかなあ。
と、チト寂しくなりながらも、たまに編み地を遠くに眺めて「……できあがつたら素敵なものになるかも」とみづからのやる気を高めるのであつた。

さう、ふはふはつとした感じでちよいと透けた感じの編み地は、遠くから眺めるとなかなかよい。色もいいしな。

つてなわけで、ま少し落ち着いた気持ちになつて編み進めるべし。