ひとまづ挑戦

先日、dezyさんのサイトで、みつばちトート三省堂書店と組んでブックカバーを売り出したことを知った。みつばちトートのトートバッグを愛用して久しいやつがれである。早速手に入れてしまつた。
これが案外いい感じなのである。
以前は布製のブックカヴァはどうにもかさばつてイヤだつたのだが、amazon でブックカヴァをもらひ、使ふうちに「……案外いいぢやん」と思ふやうになつたばかりであつた。
みつばちトートのブックカバーは帆布製。裏はビニールコーティング加工とのこと。布製特有のかさばつた感じはあるが、持ち歩きの際に本が開かないやうにゴムのバンドがついてゐる。これがまたすこぶるよい。かばんの中で開かないやうになる。
このブックカバーを眺めるうち、次第にむくむくと野望が生まれ育つてきた。
えうは、「オリジナルのブックカヴァを作りたい」である。
かぎ針編みや棒針編み、あるいはアフガン編みのブックカヴァつてどうよ。
いや、もちろん元からさうしたものがあるのは知つてゐる。知つてはゐるが、編んだことはなかつた。
でも綿の糸で編んだりしたら、いい感じかも。

編みかけのブックカヴァ

といふわけで、早速エミーグランデなど引張りだしてきて編みはじめてゐる。ひとまづは長編みで編んでみるつもり。
既に棒針編み版のデザインも考へてあるし、すけすけになるけどタティングレースで作つてみてもおもしろいかなあ、とか、妄想は広がるばかりである。
さう、何を云つても所詮は妄想なのである。