Class Sock

なんかもうこものしか編まないのでまちつと分類わけすることにした。
といふわけで、これがSensational Knitted Socksの一番最初に出てくるくつ下。
Class Sock

使用した毛糸イエーガーのシェットランドアラン。使用針は六号輪針二本。
本の紹介のところでも書いたが、この本、基本的にひとつの靴下の編み方を三通りに説明している。四本棒針・五本棒針・輪針二本で編む方法、である。中には五本棒針には向かない編み方といふのもあつて、そこでは四本針と輪針二本だけしか説明がないが、例外はそれくらゐか。

この Class Sock は、著者の初心者用くつ下編み教室で一番最初に教へるくつ下なのださうである。靴下を編むのがはじめての人、また、今まで四本棒針で編んで来てはじめて輪針二本を使つてみる人は、このくつ下を編んでみてほしい、とある。

実は、以前輪針二本で一度に一足のくつ下を編む、といふことを試してみたのだが、糸がからまつてあまり楽しく編めなかつた。それでまた四本棒針や五本棒針(その時の編み方や気分で切り替へてゐる)に戻つたのだが。
片方ずつ編むんだつたら輪針二本でもいいんぢやないか。
さう思つて編み始めてみた。
あつちふまに編めたよ。
四本棒針や五本棒針に比べていいところは、針から手をはなしても針が下に落ちたりしないこと、だらうか。やつがれ、すつかり輪針に慣れてしまつて、二本棒針を使ふとしよつ中編み終はつた後右手に持つてゐる針を落としてしまひがちなのである。近頃面目次第もござらぬ次第である。
サイズ比較のために文庫本の上に載せてみた。
子供サイズだが、なんだかこのままでかはいいので、もう片方は編まないつもり。