シルク100% iPod Nano 用ポーチ

といふわけで、我が家にも iPod Nano がやつてきた。一番人気の黒の4GB。なぜかといふと、やつがれの archive だと 4GB で少しあまるくらゐだからである。すなはち、現在 iBook に入つてゐる音楽をすべて持ち出せるといつた寸法だ。
この小さい筐体に、である。
ま、まだ手持ちの CD をすべて読み込ませたわけぢやないんだけどね。
ところで iPod は Nano に限らず傷がつきやすいといふ弱点がある。さういふものとして受け入れればいい、と、やつがれなんかは思ふのだが、そこはそれ、あみもの好きとしてはちよつと血が騒いだわけだ。
そんなわけでできたのがこれである。
iPod Nano と専用(?)ポーチ
使用した糸はブライス用アンサンブルを編んだ時に使つたパピーのビュアシルク。すなはちシルク100% である。おそらくちりめんのポーチが出てくるまでは世界で唯一のシルク100%のポーチなのではあるまいか(云ひ過ぎ)。針は2/0号。
ぐるぐるシェル編みで編んだだけのかんたんなものである。ほんたうはビーズを編込みたかつたが、iPod Nano が傷ついては意味がないのでやめてみた。絹の光沢があるので、ま、いつか。
紐は鎖編みをしただけ。もつと長くして首から提げられるやうにしやうかとも思つたが、ま、この程度にしておいて手首から提げてもいいかもしれない。
iPod Nano を入れてみた
こちらが iPod Nano を入れたところ。
写真からだとよくわからないが、実際は絹の光沢があつてかなり elegant な出来である。たれも iPod が入つてゐるとは思ふまいなあ。
このサイズだとあつといふ間に編み上がるのもいい。実際このポーチ、編みながらサイズを確認したが、ものの何十分といつたところである。棒針編みで作つてもたいして時間はかからないだらう。ヂヤンテイ織りなら大きいモチーフを一枚織つて巻くやうな形のものしてもいいかもれないし、二枚を組み合はせてもいいかもしれない。
小さいだけに、いろいろアイディアも膨らむ。
愛い奴よのう。