やさしくタティングレース
たまたまふらりと立ち寄つた書店で、棚にかくれるやうに平積みになつてゐる本の表紙にタティングレースらしきモチーフが見える。
♯……平積みの意味、ないよな、これぢや。
やさしくタティングレース。久しぶりに見るタティングレースの新刊だ。
一も二もなく購入する。
題名からわかる通り、メインはモチーフ。モチーフ多数、モチーフをつないだドイリー数点、スカーフとヴェストが一点ずつ掲載されてゐる。エジングも多い。
掲載されている写真は、接写のためかぽけたものが多い。作品に関してはぼけた写真が掲載されているものはほかにきちんと焦点のあつた写真が掲載されているやうだが、うーん、どんな効果を狙ったのかよくわからない。
ツワモノには物足りないかもしれないが、新刊が出たといふだけでも喜ばしい。
コースターを作つてみたかつたところなので個人的には丁度よかつたかも。
それにしても自分でデザインできるやうになりたいよな、タティングレース。