ポーの一族の一員

Edgar 完成。
使用した毛糸はダイヤエリッサ。使用針は六号。
cravat にしたので長さは 115 〜 120 cm といつたところ。

Edgar

基本的にはドミノ編みの四角形の編み方と同じ。ちがふのは端の目の扱ひ。
ドミノ編みでは最後の端の目を裏メリヤス編みにして、次の段で同じ目をメリヤス編みを編むやうにすべり目にする。
Edgar は最後の端の目をメリヤス編みにして、次の段で同じ目を裏メリヤス編みを編むやうにすべり目にする。この時、糸は目の手前に持つてくる。ガーター編みの時の端の目の編み方と同じ、と考へればいいかもしれない。
 
元は野呂のシルクガーデンとくれよんで編まれてゐるので幅はこのマフラより広い。
 
目の数と段数をかへれば広くも狭くもできるし、もつと長く編んでもおもしろいと思ふ。ガーター編みだからなにも考へずに編める点もいい。
 
「毛糸・糸」のカテゴリにも追記したが、ダイヤエリッサで編んだ編み地はかなりちくちくする。あまりちくちくが気にならないやつがれでもチト気になつたので、敏感な方は直接皮膚に触れるやうな部分に用ゐるのはやめた方が無難かも。洗つたら少し落ち着いたかな。
 
また、編み地がものすごく軽い。そもそも一玉使い切つてないせゐもあるが、それでなくてもふんはりとした感じの編み地である。
 
これがこの秋冬用マフラとしては二本目になる。一本目は Debbie Bliss のコットンアンゴラで編んだ Ruffles。一本目も二本目もあまり幅が広くない。
三本目は今年流行のトルコ青(ターコイズつて云へよ)で編まうかなあ、と思つてゐるが、実はほかにもいろいろ候補はあるのだつた。
 
そんなこんなで毎冬四五本はマフラを編んでゐるんだが。
いつたいどうすればいいんだらう。
人にあげやうにも好みがあるしねえ。