リヴェンジ

 
去年挫折した Magnificent Mittens に再挑戦〈実は「再々々々々挑戦」〉してしまつた。
使用糸はパピーのクイーンアニー、使用針は五号棒針である。
 
昨日書いたやうに、挫折した理由は編込み模様ができなかつたからである。
特に八の字の作り目で編みはじめた直後の編込みがむづかしい。さらにやつがれには苦手の「針と針の境目」もあつたりする。
 
ところが。
編み始めてみて、確かに作り目直後の編込みには苦労して実は四度くらゐやりなほしたのだけれども、続けてみるとどうだらう。
 
Magnificent Mittens In Progress
 
うーん、そんなにひどくはないんぢやない?
もちろん「いい」とは云へないけれども、初心者としてはこんなもんぢやない?
 
アルミの針にクイーンアニーといふのがこれまた実に編みやすい。ちよつと滑りやすいといふ気もするけれども、「クイーンアニーつてこんなに編みやすかつただらうか」と思ふくらゐである。あまりにも編みやすいのでついつい編んでしまふ。
 
考へてみたらクイーンアニーつて今までかぎ針ではさんざん編んできたし、「うーん、なんて編みやすいんだらう」と思つてゐたけれども、棒針では編んだことがなかつたやうな気がする。
あ、一度だけグリフィンドール・スカーフを編むのに使つたことがあるけれども、あの時はまだ今みたやうに編み物にはまつてなかつたし、「こんなものだらう」くらゐに思つてゐたのかもしれない。
 
とにかく、滅茶苦茶編みやすい。
うーん、クイーンアニーでなにか着るものを編んでみたいなあ。
 
そんなわけでとりあへず Magnificent Mittens は進みさうな感じ。カフ部分をどうするかまだ考へてないけれども、それもまた楽しみ。