Pretty Comfy Socks in Progress

 
なんだか毎年この時期はくつ下ばかり編んでゐる。
今年は実は理由があつて、贈り物としてくつ下を編まうと思つてゐるからだ。
問題はその人は糖尿病を患つてゐるのでしめつけるやうなデザインは向かないといふことだ。
 
といふわけで、このPretty Comfy Socksは今一つ向かない。
編み乍ら、「やつぱり室内履きにしやう」と方向転換を考へてゐる。
 
それはさておき。
 
Pretty Comfy Sock
 
見るからに「ブロックしろよ」つてな写真である。
うむ。ハンガーくらゐの太さの針金を入手するかな。
毛糸はイエガーのマッチメイカーDK SH662。使用針は3mm。三号相当か。
 
一度試し履きした後だが、かなり細い。編んでる最中も、「こんなに細くて大丈夫か知らん」と思つたくらゐだ。
だが、案に相違して履き心地は最高だ。
これ、編み地がびよんとのびるのである。やつがれは少なくとも通常の人の三倍は脚が太いのだが、余裕余裕。しかもフィット感がすばらしい。
 
ここには載せてゐないが、自分用に編んだ Firefighters Socks も自分にぴつたり編めた。苦節ウン年、やつとぴつたりとしたくつ下が編めるやうになつたのかもしれない。
これまではどちらかといふとゆるいものしか編めなかつた。あまりきつく編んで脚が入らなくても困るからである。でもまあずり落ちてこなければいいか、くらゐのつもりでゐた。
 
まあ今回はどちらもデザインがよかつたのかもしれない。Firefighters Socks はゴム編みのヴァリエーションだし、Pretty Comfy Socks にしても半ばレース模様半ばゴム編みのやうな感じである。
 
Pretty Comfy Socks
 
うーん、これではわかりづらいだらうか。透かし模様のはいつた縄編みといつた感じの模様である。実際は縄編みではなくて、減らし目で模様を出してゐる。
間にある裏目とでゴム編みのやうな効果が出る。実際にこれを履くと、横にのびる次第である。
 
既にもう片方も編み始めてゐる。
十六段一模様だが、前段から次の段の予想がつくので編みやすい。模様編みをしない部分が三段あるといふ点だけはちよいと気をつける必要があるかもしれない。