Cool で辛口な本がほしい

 
ニットマルシェ―あみあみZAKKAをつくろう。 (vol.1(2006春/夏)) (Heart Warming Life Series―クラフト*Caf〓 sister) を買つてみた。
掲載されてゐる作品全ての編み方が載つてゐるわけではないといふ、ちよつとふしぎなあみものの本だ。どちらかといふと初心者向けだらうか。編み方や編み図を載せるといふよりは、「あみものつてこんなにステキなのよ」といふ主張の方を強く感じる本とでもいはうか。
 
それにしても、どうして手芸の本といふのはかういふやうに「ファンシー」といはうか、「をとめ的」な方向になつてしまふのだらうか。
思ふに、さうした本はもういくらもあると思ふ。
これといつて具体的なイメージがあるわけぢやないのだが、なんといふか、かう、もつと Cool で辛口な編み物の本つてないもんだらうか。
 
そんな本は売れないのかな。
結構需要はあるんぢやないかと思ふのだが。とくに今なら。