Cowl 大好き

 
先日の「やつてもーた」のうちまづ一つはこれになつた。
 
Moebius Scarf /w Manos del Uruguay 1111 Eclipse
 
メビウスマフラーは以前もひとつ編んだことがある。
探してみたら写真が出て来た。
 
Moebius Scarf /w Multico
 
どうやら一昨年の九月に編んだものらしい。毛糸はパピーのミュルティコ。九号針で編んだ記憶がある。
この時はこちらのWeb Pageを見て編んだ。見て、といふよりは読んで覚えて、毛糸を買ふなり手芸屋付近にあるマクドナルドで編み始めたのだつた。友人といつしよだつたので記憶に残つてゐる。
 
今回は、A Treasury Of Magical Knittingを見乍ら編んだ。この本に掲載されてゐるのはほとんどメビウスの輪状態のマフラーばかりだが、中にはここから発展させた帽子やケープ、フェルト化させた靴下なんかも出てゐる。
しかし靴下……必要ないやうな気がするが。
ただ著者はSocks Soar on Two Circular Needles: A Manual of Elegant Knitting Techniques and Patternsこんな本もものしてゐたりする。どうしても靴下ははづせなかつたらしい。もともとは学校の教師らしいが、メビウスの輪の編み方に関しては、上のリンク先の方がわかりやすいかも。但し、作り目は本にあるやうに8の字の作り目の方が仕上がりがうつくしいと思ふ。真ん中の境目がわからないやうに仕上がるからだ。
 
ところで最初にメビウスマフラーを編んでみたのは、cowlが好きだつたからだ。
cowlつて……なんて訳せばいいんだらう。セーターなんかだとオフタートルのセーターをsweater with cowlつていふやうな気がする。
はじめて編んだcowlは、単にチュープ状のマフラーだつた。これが使ひはじめてみると案に相違のよさで、その後同じやうなものをいくつも編んでしまつたほどである。
メビウスマフラーもその一環だつた。
ねぢれてゐるので自然に躯にそふのがいい。
いいんだけど、編みはじめが大変だつた。どうやらメビウスの輪に編む場合どうしても編みはじめの一段が大変らしい。これも8の字の作り目だと少し軽減されるやうだ。
 
とりあへず、あまつた「やつてもーた」で帽子を編んでみるつもり。
あ、「やつてもーた」はManos del Uruguay の1111 Eclipse