通勤の友

 
もちろんくつ下も編んでゐる。
 
Falling Leaves in Progress
 
Knittyは去年の秋に掲載されてゐたFalling Leaves。ハマナカのエクシードウールMの中細を2mmの針で編んでゐる。編みはじめは例によつてMagic Cast-onにしてしまつた。踵はWRAPの引き返し編み。
 
さういへば手あみ靴下コンテストの結果がWebでも見られるやうになつた。よかよか。
それと先日スピンハウスポンタさんのweblogで拝見したことと総合すると、やはりやつがれの参加作品は「安直」だつたのかも知れないなあ。
上記weblogは手作り市での「惨状」を嘆いたものである。なにを参考に作つたかすぐわかるやうな創意工夫のない安直なものが多過ぎる、もつと自分の作るものに自尊心を持て、と云ひたいのだらう、と勝手に解釈してゐる。
 
創意工夫。
それはやつがれのもつとも苦手とするものである。
こどものころから「もつと自分で考へろ」と叱られてきた。今でも職場で意見や改善案を求められてもなにも出てこない。
同じやうな伝で、機転もきかない。
♯だから職場の飲み会の席では異様に疲れる。
♯気が利かないので常に気を張つてゐなければならないからだ。
 
そんなわけで、靴下コンテストのことを知つた時も「あつしにやあ関係のないことでござんす」と、竹串を口に銜へたりしたわけだが。
第一印象がただしかつたのかもしれないなあ。
 
さう思ふほど、参加作品はみなみなすばらしかつた。
 
まあ「安直」といふのはちがふかな。元々創意工夫の足りない人間の工夫は、工夫してゐないのとかはらないといつたところか。