この週末

　
あまり紡がなかつたねえ。ここまで紡ぎ終へたブルーフェイスを双糸にしたり、混色した毛を紡いだりはしてゐたけれども。
さうさう、ブルーフェイスを双糸にする作業はこれまでになくはかどつた。今回単糸がたまつてしまつたこともあつて、編み棒にさして二本の糸を撚りあはせた。今まではこの方法だと片方の糸がよけいに出過ぎてしまつてからまつたりその結果切れたりしがちだつた。
ところが今回はそれが一切ない。
また撚りあはせるのもいつになくかんたんだつたやうな気がする。
　
明日はちよつと事情があつて職場では紡げないので、今日ちよつとブルーフェイスを紡いでみたんだけれども、やつぱり紡ぎやすい。毛の状態がいいから、とは前から書いてゐるが、ブルーフェイスライスター自体が実は初心者にむいてゐるのかも？　大抵初心者にはロムニーかコリデールがいいと云はれるが、中にひとりだけブルーフェイスをあげてゐる人がゐた。
さうなのかな。さうなのかも。
　
あと、いつになく細く紡げたメリノではじめてのナヴァホ撚りを試してみた。最後に紡いだ方はよかつたんだけど、最初の方は結構紡げてない部分があつてちよつと引くとすつと抜けてしまふことばかり。そんなわけでナヴァホ撚りにはほとんどならなかつたんだけど、でも撚り方はわかつた気がする。今度まちつと太い糸で試してみん。
今回は黒檀の low whorl spindle を使つた。最初のうちは腿を滑らせることができたが、糸を巻き始めるとやつぱりチト短い。ナヴァホスピンドルの使ひ方はわからないが、先月恵糸やさんのイヴェントで使つてゐる人を観察してゐたので、おほまかなところはわかると思ふ。
いや、買ひませんよ。買ひませんとも、ナヴァホスピンドルはね。
しばらくはね。
　
昨日今日とタティングレースでなにか作りたいのだが、でもこれといつて作りたいものがないといふ葛藤でぐるぐるしてゐた。
かういふ時は _Tatting with Visual Patterns_ である。
　

　
本に掲載されてゐる写真よりもつぼみの部分がだいぶおほきいんだが……こんなもの？　真ん中のリングをもつとしぼる必要があるかのう。
　
さて、明日は健康診断なので早く寝なくては。
……つてもうこんな時間だし。