いろいろあつたのだよ

 
これだけはふつてあつたことからもおわかりのとほり、ここは閉じやうと思つてゐた。
理由は、この五月末から六月にかけてweb上で問題に巻き込まれてゐたからである。
しかも発端はほかでもないこのやつがれ。
自分のしたことで、クレーマの人がやつがれではなく別の人(仮に「甲さん」としておかう)にむかつてしまつたのである。どうも甲さんのさしがねでやつがれがそれをしたと思はれたらしい。
 
この騒ぎの起こつた後は甲さんからの連絡はなかつた。なにが起こつてゐるのかまつたくわからず、しかし甲さんは困つてゐるやうすだつたので、それとなく申し訳ない旨web上に公開すると、それがまたクレーマをあふつてゐたらしい。
 
甲さんは、全部やつがれのせゐだと思つてゐるのらしい。
 
やつとさういふ騒動のあつたとわかつた時には、やつがれが何を云つてもまつたく聞き入れてくれなくなつてしまつた。
 
甲さんには実にお世話になつてゐたし、なんとかしたかつたのだが、結局なにもできなかつた。
また、どうも納得のいかない形で事態が収束(……したのかしないのかもよくわからない)してしまつた。
 
これは潮時といふアレなのかも。
 
と、思つたが。
 
なにもそんなことはwebだからあるわけではない。
それに……まあ、なんていふの、やめたからつて事態がよくなるわけでもないしね。
 
そんなわけで、また別の人を甲さんと同じやうな目にあはせるかもしれないと危惧しつつもかうして続けることにしたわけ。
ほかのweblogはすこしずつはじめたりしてゐたり(はじめてはそのままはふつてゐたり)するのだが、ここは英文版もあるのでちよつと遅くなつてしまつた。
 
しかし……あまり見るべきほどのものも読むべきほどのものもないのが、我ながら残念といふか無念といふか、Tut mir Leidといふか……。
とほほ。