第5回東京スピニングパーティー: つづれ織り

二日目は、特別ワークショップの「タピストリーウィービング綴れ織りの基礎」に参加した。
講師は昨日のスピンドルと同じアシュフォード社のロウィーナ・ハート。通訳として菊本さんとこのお嬢さんがついてくだすつた。
参加者はやつがれも入れて五名。会場が変はつたことを知らず、最初に会場になつてゐた部屋の前で待つこと数分。をかしいといふので五分前くらゐにクラフトひつじ座さんと菊本染織教室さんのあたりをうろちよろしてゐたらこちらにうつつたとのことだつた。やでやで。

織りといつてヂャンティ織りしかやつたことのないこのやつがれが織りをやる気になつたのは、綴れ織りつて瑞典の大使館で見たスウェーデンの絵織物みたやうなものだらうと考へたからである。あれにはなんだか心そそられるものがあつたのだ。

ところで。
写真を御覧いただければわかるとほり、とにかくやつがれ、不器用つてーかいい加減つてーかである。
つづれ織り
横の長さがでこぼこつてどーよ。
でも先生に褒められたので出しちやふ。バカよのう。
♯多分先生とは映画「バスキア」の話が通じたのがよかつたんだと思ふ。
デヴィッド・ボウイーがウォーホールだつた、と云つたら、「さうさう」と云つてゐた。
♯実はウォーホールの名前が出て来なくて「グンジョウイロの人」とか「キャンベルのスープ缶の人」とか云つたといふのは内緒。
♯でも通じることがまづ大事なのである。
♯と、開き直ることにする。

織りのせゐだらうか、使ふ毛糸がかたく痛くてまゐつたが、さうだなあ、クイーンアニーなんか太さとしてもいいし、色もたくさんあつていいんぢやなからうか。
原理は簡単だし、木枠もついてきたのできつとやると思ふ。
そのうち。