それ行け五度目の挑戦

 
Maginificent な Mitten が編みたい。
 
さう思つて去年、Magnificent Mittens からミトンを編まうとしてゐた。
この書き方からわかる通り、仕上がることはなかつた。
仕上がらないどころの話ではない。
去年から今年にかけて手帳のそこかしこに「Maginificent Mitten 2nd Try」とか「3rd Try」とか書いてある。最後は「4rh Try」だが、四回しか挑戦しなかつたわけではない。作り目をしてちよこつと編んであまりの悲惨さにやめてしまつたことも幾度か……。
 
なにせ編込み模様が苦手である。
特に針を四本五本と使ふ時の編込み模様の出来はもうほんたうに mess といつたところ。ひどいなんてもんぢやない。
どうも針と針との境目部分がうまく編めない。裏に渡した糸がゆるすぎたりつりすぎたりしてしまふ。
うーん、なんとかうまく編める方法はないものか。
 
実は輪針でフェアアイル模様の帽子を編んだことはある。
なるほど、輪針を二本使ふ編み方ならやつがれにも編込み模様ができるだらうか。
 
……でも四本針とか使ふの好きなんだよね。くつ下を編むのが好きなのも、そこに起因してゐるやうな気がする。
 
いづれにしても、今年も Magnificent Mittens には挑戦するつもり。
毛糸もあることだしね。