くつ下のパターンよりは毛糸の選択か

 
といふわけで。
今年最後に完成したのがこれ。Firefighters Socks.
使用糸はパピーのクイーンアニー COL.889。針は5号。
 
Firefighters Socks with Queen Anny
 
……それにしても写真が今一だな。針金のハンガーがダメになつたらくつ下ブロック用にしやうと思つてゐるのだが、さう決めて以来ハンガーがダメにならない……。とほほ。
 
12/17に着手してゐるが、そのあひだにほかのものもいろいろ編んでゐるので、まあこんなものだらう。
 
これ、パターンも確かにいい。
編みはじめはつま先で、8の字の作り目をする。トルコ風の8の字よりも簡単に編める。
その後、足の部分はずつとメリヤス編みなので単調な時もあるが、並太ていどの毛糸を使ふことになつてゐるので、案外早く編める。
踵は wrap を使つた引き返し編み。
脚の部分はゴム編みのヴァリエーション。伸縮性がある。
 
だが、履いてみて思ふ。
これつて、選んだ毛糸がよかつたんぢやないだらうか。
 
ほかの並太毛糸で編んだことはないからしかとは云へないけれど、このくつ下を履くと床を踏むたびになんとなくふかふかとした感じがする。ゆゑになんともあたたかいのだ。
このくつ下は人にあげるものなのだが、自分でも同じ糸で色違ひ(きれいな勿忘草色)で同じくつ下を編んだ。
足首が妙に太く見える(まあ実際も太いのだが)ことをのぞけば、ほんと、文句のないくつ下である。
 
これまでくつ下は何足か編んできたけれど、いづれも室内でしか着用してゐない。
さうすると、かういふ並太くらゐの毛糸で編んだくつ下がやつがれ向きなのかもしれない。
 
ちなみに現在はイエガーのマッチメイカーDKで Pretty Comfy Socks を編んでゐる。
どうも常にくつ下を編んでゐるやうな気がする。なにか別のものを編んでゐてもその傍らになぜか編みかけのくつ下があるのだつた。
そんなに編んでも仕方がないのにねえ。