Pretty Comfy Socks 完成

　

　
今まで滅多にしなかつた「履いてナンボ」である。
編み上がつたばかりのものと比べて……ほしくないが、まあご興味のある向きはどうぞ。
あれだけ細かつたくつ下がぐーんとひろがつて、これが実に「comfy」である。
「Pretty Comfy Socks」とは「かなり快適なくつ下」といふ意味かと思つてゐたが、「かわいく快適なくつ下」といふ意味なのかな、やつぱり。
♯つてーか「かなり快適なくつ下」と思ふのはやつがれくらゐだよ。
♯でも勘違ひされたくなかつたら「Comfy Pretty Socks」にする、とか……
♯これだと座りが悪いか。
　
Pretty Comfy Socks は、履き口から編む。
作り目の際、棒針を三本使ふやう指定してある。
これが履きやすさの秘密の一だらう。棒針を三本使ふことで、大変ゆとりある履き口になるからだ。
それでゐて履いてゐてもずり落ちてこない。
　
踵は wrap を使つた引き返し編み。パターンでは編み残しの部分を8目にすることになつてゐる。全体で48目だからちよいと細めの踵になる。ここは好みのわかれるところであらう。
　
つま先は両端で一目残して二段ごとに減らしていく。最後はメリヤスはぎ。
　

　
編み終はつたばかりの方はメリヤスはぎがうまく落ち着いてゐないな。
やはりたまにはメリヤスはぎもやらないと。
　
うーん、やつぱりくつ下編み、好きかも。やつがれ向きといつてもいいかもしれない。
今年は去年一昨年同様「編込み模様」をあみものの目標にしやうと思つてゐるのだが。
でもくつ下編み、やめられさうにないなあ。
くつ下に編込み模様をあしらつてもいいのだが、伸縮性がなくなりさうでな。