自宅待機の日々

 
編んではゐるのだが。
しかも今日あたりは結んでもゐるのだが。
 
自宅待機といふのはなんとなく落ちつかないものだつたりする。
落ちつかないので、編んだり結んだりはしてゐるわけだが……うーん、どうだらう。
 
とりあへず手持ちの毛糸の整理をしてゐたら、「も、もしかしたらカネボウ毛糸がなくなるかもしれないっっ」といふ危機感の下購入したニットメイトが出て来た。かつてコットンシャンブルといふ名前だつた(と思ふ)綿と麻の混紡糸である。
結局カネボウ毛糸はベルクリエイト毛糸(?)になるわけだが、そんなわけで手持ちのニットメイトのラベルには「カネボウ毛糸」「カネボウ繊維株式会社」と書いてある。
 
これで「毛糸だま」夏号に出てゐたクンストレースの服を編んでみたらどうだらうと思ひ至つて……とりあへずゲージだけ取つてみた。
 
……夏ものは編まないつもりだつたのにな。
 
一方で、Madder Ribbed Sock も編んでゐる。
すでに片方は編み上がつて、今もう片方を編んでゐるところ。
しかしもう問題が表面化してゐる。
このくつ下、踵はDutch Heel といふ編み方をしてゐるのだが、この踵がやつがれの足にはあはないやうなのである。いや、あはせるには、まちつと踵を広めにしないといけないやうなのだ。
元々踵は細めが好きといふか、靴や靴下のフィット感は踵で決まるやうな気がしてゐる。それで引き返し編みの時などは特に踵を細く編んだりするのだが、やはり編み方がちがふとうまくいかんなあ。
こればつかりは編み上げて履いてみるまでよくわからないからなあ。
 
タティングは久しぶりで、ダルマレースの段染め糸で栞を作つてみた。これは現在整形中。
 
写真は……ちよつと心落ちついたら。
 
タティングレースの栞を作る前、「これが作りたい」ブックマークを確認してゐたらとんでもないことに……世の中、魅力的なフリーパターンが多過ぎるよ、ほんと。