これまた編みなほし

 
元々はリッチモアのソワ・ラ・モードで編んでゐた。これをほどいて、別の糸で編むことにした。
 
Latigo in Progress
 
Knitters 2005 Summer に掲載されてゐる Elsebeth Lavold のヴェストである。
毛糸は Debbie Bliss の Cotton Denim Aran。赤と紺といふ色合ひなのだが、遠くから見ると暗い小豆色みたやうに見える。安売りの糸であまつてゐる色だつたので「……あんましよくないのかな」と思つてゐたが、個人的にはかういふ色はきらいぢやない。むしろ好きかも。
 
基本の模様は四目のガーターゴム編みで、前の左身頃にだけちよこつと別の模様が入る。
このガーター編みのゴム編み(つて妙な表現だな。Garter Ribつていふの?)、結構好きでくつ下でも編んでゐる。ガーター編みの畝がぽこぽこと浮き上がつておもしろい模様になるからだ。
 
Garter Ribbing
 
ボケてゐてわかりづらいかもしれないが、ガーター編みになつてゐる部分がぽつりぽつりとうきあがつてゐる。
 
今のところ本にあるとほりに編んでゐるのだが、最後まはりを編む時のことがチト気になつてゐる。
本邦の編み図だつたらかういふ場合まちがひなく後でほどける作り目をすると思ふのだ。けれどもこれはさうなつてゐない。
まあなにか意図があるのかもしれないし、と今はひたすら編んでゐる。
 
あ、あと仕上がりが重たくなりさうなのも気になるなあ。