かなり時間がたつてしまつたけれど

 
今更ではあるけれど、先月アナンダの荷開祭に行つた。
実は行かないつもりで先月頭にアナンダに行つてちよこちよこ買物はしてゐた。
行つたのは、なんとお誘ひを受けたからである。
 
ところで突然だが、「おいでよ どうぶつの森」ではずいぶん遊んでゐる。実は「森」での時間はまだ六月末だつたりするけれど、ちよこちよこ時間を見つけては花に水をやつたり釣りをしたり珈琲を飲みに行つたりしてゐる。
しかし、これ以上の展開は望めない。
なんでもスーパーマーケットが百貨店になつたり、さうすると百貨店の中に美容院ができて髪型をかへたりできるやうになるといふのだけれど、絶対そんなことにはならない。
 
いつしよに「森」で遊ぶ友人がゐないからである。
ゲームの中で遊んでゐるはずなのに、現実世界がかかはつてくる。
落ち込む瞬間である。
 
そんなある日、「会ひませんか」と誘つてくださる方がゐた。
ほんたうにありがたい話である。
 
荷開祭に行かないつもりだつたのは、「行つてもわかんないよなー」と思つたからである。
やはり、「わかつてゐる」人と一緒に行くと、いろいろ聞けるものだ。
一足先にアナンダに到着はしたのだが、ひとりだとなにがなんだかさつぱりだつた。なんか、羊の毛がたくさん入つた袋がこれまたたくさん置いてあるなあ、といつた感じ。まあ「たくさん」といつても思つたほどはなかつたのだが。最終日だつたしね。
ともかく、それでも漫然と袋のあひだを歩くのが精一杯といつた状態だつた。
 
次の機会があつたら、もつといろいろお話したい。
当日はなんだか緊張してしまつて……とほほ。情けないのう。