Falling Leaves

 
といふわけで、京都行き一日前に仕上がつてゐたくつ下である。
 
Falling Leaves
 
編み方: Falling Leaves from Knitty Fall 2005
使用糸: ハマナカ エクシードウール 色番118
使用針: 2mm 80cm輪針
作り目: 12目 Magic Cast-on 72目まで増目
履き口: 2目ゴム編み 2目ゴム編み止め 72目
踵  : wrapの引き返し編み
完成日: 2006/12/14
 
まづは毛糸。
エクシードウールの合太を使つて手編みくつしたコンテストに参加したやつがれ。
今度は中細である。
エクシードウールはハマナカのこの秋冬新作毛糸で、中細・合太・並太と太さに展開があり色数も多く、並太にはマルチカラーもあるといふ、まさになんでもありの毛糸である。エクストラファインメリノ使用の毛100%。正統なstraight yarnといつたところか。
但し中細でくつ下を編むのはどうかなあといつたところ。なぜかといふと、編み地が薄くてなんとも繊細な感じだからである。ちよつとくつ下にはもつたいない感じ。くつ下を編むなら合太で是非。
でも、この繊細さがいいといふ話もある。また編み地にどことなくつやがあるのもいい。上の写真でなんとなくつやつやした感じがわかるだらうか。
とても気に入つたので、次は是非くつ下以外のものに使つてみたいといつたところか。
♯でもやつぱりくつ下に使つてゐさうな気も……とほほ。
 
そしてFalling Leaves。
これは去年の秋に発表された時から編みたいと思つてゐたのだが、この時期になつてしまつた。
でも編み方とほりには編んでゐない。
たとへば編みはじめはつま先からはじめるのはかはらないけれども、編み方ではくさり編みの別糸から引き返し編みを使つてつま先を編むことになつてゐる。やつがれは例によつてmagic cast-onだ。踵は編み方ではかけ目を使つた引き返し編み。やつがれはWRAPを使つた引き返し編み。
ん、でも今回変へたのはそんなところかな。
ほんたうは最初の一回目は編み方とほりに編みたい。いつもとちがふ編み方に挑戦する絶好の機会だからだ。
でもここのところさういふ心のゆとりがまつたくない。
とにかく編み方とか編み図を見乍ら編むといふことができない。
これについてはもうかなり前から気がついてはゐた。まづいな、なんとか余裕を取り戻さねばと思ひながら取り戻せないままに年末まできてしまつた。
Falling Leavesの模様については編み図を見たらうつて? でもかんたんなくり返しだし、前の段の模様を見れば次の展開がわかるやうになつてゐるのですぐに覚えてしまつて見乍ら編むことはなかつた。
さう、この模様、なんとなく鱗にも似てゐる。かけ目がある分鱗より楽だつたかも。
 
で、falling leavesの二足目を編むか、といふと……うーん、編まないかも。「まさにFalling Leaves向きの糸っっ」といふのに出会へば話は別だけれど、さうでなければこれきり、かな。
 
Falling Leaves