2006年を振り返る

 
……つてもう年越しちやつたし。
 
とりあへずいろいろあつたけど、こんな感じかな。
 

  1. ネット上で知り合つた方々と実際にお会ひした
  2. Knit-alongに参加した

 
編物つてひとりでできること、あるいはひとりですることだけれども、このふたつはひとりではできないことだ。
ネット上でしか存じ上げない方々と会ふ前にはそれは緊張して、「どうしやう」とどうしやうもないことを書いては友人にメイルを送つたりしてゐるヘタレではあるものの、「百聞は一見に如かず」とか。
いづれもsettingしてくだすつたのはあちらがたばかり。ありがたくも申し訳ない。
 
knit-alongはずつと参加したいと思へども、「……団体行動に向かないしな」とあきらめてゐたもの。JaywalkerOdessaといふどちらもMagknitsに掲載された同一人物の手による作品で参加した。Knit-alongは期間が限られてゐたりして今後はなかなか参加できないと思はれるが、機会があつたら是非、と思つてゐる。
 
くつ下関連ではこんな感じ。
 

  1. 手あみ靴下コンテストに参加
  2. Magic LoopとMagic Cast-onを覚える
  3. Wrapの引き返し編みの時、表目のWrap解消方法を間違えてゐたことに気づく

 
靴下コンテストに関しては、しろまる様様である。ほんたうに感謝してゐる。独創性がないことには前々から気づいてゐて、このコンテストでさらにダメ押ししたやうな感じなので今後同じやうなもよほしがあつても参加はしないかもしれないが、参加作品が展示されることがあつたら是非見に行きたいと思ふ。それくらゐどの参加作品もすばらしかつた。
Magic Loopと引き返し編みの件のおかげで、ずいぶんとくつ下を編んだと思ふ。それまでもSecond Sock Syndromeにはあまりかからない方だつたが(つまづく時は大抵First Sockでつまづくからだ)、ますますかかりづらくなつたやうに思ふ。
くつ下もねえ、そんなに編んでどうする、と思ふが、くつ下毛糸もまだたくさんあるし、きつと来年も編みつづけるやうな気がする。
 
そして最後に
 

  1. 紡ぎを覚えた

 
去年もすこし手を付けてはゐたのだが、本格的に覚えたのは今年。それも九月に入つてから。
まさかねえ、今年の始めにはこんなことになるとは思つてもみなかつたよ。
無知ゆゑにHigh Whorl Spindleに手を出したり、やたらとスピンドルを購入したりしてしまつたが……まあ、原毛は増えてゐないのでよしとしたい。
問題は夏、どうするかだなあ……夏に原毛は暑過ぎるよなあ、やつぱり。
 
そんな感じで来年もくつ下ばかり編んだり、紡いだりできたらいいなあ。
それにはやはりまづあき時間を見つけるところからはじめないと。
来年の目標は「あき時間を見つける」。
なんだかなさけないが、そんなかんじでひとつ。