今年これまで編んだもの

 
くつ下以外はこんな感じで。
 
Fetchings
 
1月の連休はFetching三昧だつた。春のKnittyには男の人向けが出てるよな。これもいい。
最初に編んだのは左右色違ひのもので、ダイヤエポカで編んだ。エポカ、いいね。色もたくさんあるし、編み上がつたものもやはらかくていい。なぜか毛糸だまの中にスポンジが入つてゐるのがちよいと気にかかる。編み方にしたがつて編んだのだが、まちつと長くてもよかつた。
次に編んだのが赤いオリムパスのジェームス・ディーン・アヴェニュー。ごわごわした編み地であまり活躍してゐない。
最後が指定糸でもあるDebbie Bliss Cashmerino Aranで編んだ淡いピンクのfetching。店頭にはこの色と同じやうに淡い(ちよつとくすんだ)水色しかなかつた。さんざん悩んでこちらを購入。ぼんやりした色だけど、冬の焦げ茶色のコートにあはせるといい感じだ。
 
Sunflower Tam

続いて _Knitting Nature (asin:1584794844)_ から Sunflower Tam。
ROWANのヨークシャーツイードアランで編んで巨大になつてしまつた。
_Knitting Nature_ は編み方に間違ひが多いと評判だつたが、これにはなささうだつたので編んでみた。
ゲージをとつた時は指定のゲージよりも小さくできたので手加減して編んだら巨大なことに……。さうだよな、11号で編んでこの作り目の数だつたらちよつときつめに編んでもいいくらゐだ。むー。
本来 Tam は耳の上でとまるものだといふが、この Tam はすつぽり耳までかぶる。それで防寒になるからいいかな。
下で「編み図や編み方を見乍ら編むのがちよつと……」といふやうなことを書いてゐるが、これはもう編み図とくびつぴきで編んだ。それも一日くらゐで編めたなあ。なぜといつて途中でやめるとどこまで編んだかわからなくなりさうだつたからだ。
 
Fiona Bag
 
Fiona Bag は数年前、いはゆる kntter - blogger のあひだでちよこつとはやつた。Clapotis や Jaywalker ほど爆発的ではなかつたが、まあ当時まだ knitter - blogger が今ほど活動的ではなかつたやうにも覚えてゐる。
指定糸は Mission Falls Cotton だが、ROWAN のハンドニットコットンで編んだ。綿の糸で縄編みつて楽しいなあ。色もやはらかい生成りと淡くも渋い緑色が気に入つてゐる。
口の部分は I-cord Bind-off で紐も I-cord なのだが、「日本人ならリリヤン編み」とワンダーリリヤンを取り出して来た。棒針で編むのとどつちがはやいかつて……ひよつとしたら棒針で編んだ方がはやい? しかし童心に返るよい機会ではあると思ふ、ワンダーリリヤンを使ふのつて。こどものころ、意味もなくリリヤン編み、したよなあ。できた紐はどうしやうもなくて端と端を結んで腕輪にするくらゐだつたなあ。
 
Tatting Lace Doiley
 
ドイリーを久しぶりに作つてみた。
これは「華麗なるクラシックレース タッチングレース (asin:4529025330)」に掲載されてゐるもの。指定では茶色の絹穴糸で結ぶことになつてゐるが、今回はDMC Cebelia 30番で。
藤戸禎子 design はいいねー。実はこのドイリーは今まで二度ほど作つたことがあるのだが、いつも途中でまちがへて最終段までたどりついたことがなかつた。今回やつぱり間違へはしたけど(といふか、織り込んだ糸端がでできちやつたんだよね……とほほ)なんとか最終段までたどりつくことができた。それだけでなんだかうれしかつたのだつた。
それにしてもドイリーつて使ひ道がないんだよなあ。我が家はレースのドイリーの似合ふやうな家ではないのである。だから「もう作るまい」と毎回思ふのだが、やつぱり作つてしまふのだつた。
 
おや、こんなものか。
なんだかもつといろいろ編んでた気もするが……どうやら記憶力にもガタがきてゐるらしい。